

大正十四年創業 老舗ブランドのこだわり
~渡敬の“色”をこれからも~
きもの姿を最後にきめる帯締(おびじめ)、帯揚(おびあげ)。それだけに妥協は許されません。渡敬(わたけい)は、「組紐文化」の一端を担うと企業として、お客様に最適な帯締めの「組み」と「色」にこだわり続け、三ツ杵印というブランドを大切にしながら、三代目になりました。
「組み」とは、何本かの糸を一つにまとめ、経糸(たていと)のみで紐を組むことをいいます。偏平な紐を組むとき、糸の組み目を締めるため、篦(へら)で打つので打紐(うちひも)ともいいます。締めやすく、着付けの仕上げに一旦締めれば、着崩れをおこしません。弊社では、伸縮性や強度に優れた、用途にあわせた組み方を長年にわたり、追及してきました。
また、弊社がこだわる「色」とは、きものや帯を引き立てながらも一本の紐の存在感が際立ち、着る人見る人が和むような彩・配色です。 弊社の小物を身に付けられたお客様が、「いい色づかいをしたおしゃれな組みの小物を持っていますね!」と周りの方から言われるような帯締などを、これまで以上に得意先・仕入先・職人との関係をより強固にしながら、「社会への感謝の気持ち」を力にお届けしてまいります。
今後の渡敬は、弊社が目指す「和装業界の先頭に立ち、目標にされる会社」に近づけるようこれまで以上に努力してまいります。また、これまで85年に渡りこだわりつづけてきた「渡敬ならではの色合い・風合い」を大切にして、後世に伝えていきます。これからも渡敬をどうぞよろしくお願い致します。


フランス・パリの展示会「メゾン&オブジェ」に出展
伝統産業のライフスタイル分野におけるブランド価値の向上や国際ビジネスの確立のため、渡敬は、2010年より京都商工会議所の「KYOTO PREMIUM」に参加し、組紐技術をいかした商品開発やブランドプロモーション等で海外市場拡大に挑戦しております。

- 社名
- 渡敬 株式会社
- 代表者
- 代表取締役 渡辺 一生
◆ 組紐・組物学会 理事
◆ 京都組紐卸協同組合 理事 - 本社
-
京都市中京区六角通新町西入ル西六角町110
【→地図はこちら】 - 電話番号
- 075-221-1708
- FAX
- 075-221-7199
- 創立
- 大正14年7月
- 設立
- 昭和30年3月
- 資本金
- 1200万円
- 社員数
- 20名
- 事業内容
- 帯締・羽織紐・角帯等組紐の企画製造卸
帯揚・半衿・重ね衿・ショール・袋物等、和装小物の企画製造
- 大正14年
- 渡辺龍太郎が個人商店として創業し、その後一貫して組紐専門に全国の小売店を対象に商いをする。
- 昭和30年3月
- 法人に改組
- 昭和37年3月
- 渡辺恭秀が二代目社長就任
- 昭和41年10月
- 新社屋完成
- 昭和47年11月
- 中京税務署優良法人として表敬される
- 昭和58年8月
- 関連会社(株)一粒 設立
- 平成4年9月
- (株)渡邊敬商店から渡敬(株)へ社名変更
- 平成10年7月
- 渡辺一生が三代目社長就任
- 平成29年12月
- 新社屋 六角通新町西入ル西六角町110に移転